DiskのRPG開発日誌

現在開発中の同人エロゲの日誌を書きます

エロRPG「落ちぶれ勇者の大逆襲」開発日記9 ~なぜ同人ゲームは女主人公ばかりなのか~

どうも、diskです。

人気ジャンルの傾向等をdlsiteでチェックしている僕ですが、

長年ずっと変わっていないトレンドがあります。

それは「女主人公」です。

 

エロゲをプレイするのはほぼ100%男なわけですが、それでなぜ女を操作するジャンルが人気なのでしょうか。

結論から言うと、プレイヤーが望んでいるわけではなくて、開発者側の問題であるというものです。

理由は山ほどあると思いますが、男主人公のゲームと比較した際の主たる物はこれに集約されるでしょう。

 

利益の問題

おそらくこれが最も大きいんじゃないでしょうか。

もはや道楽で同人ゲームを作っているサークルはないのではという気がします。

・声

声ありのゲームなら声優を雇わなければいけないわけで、一人で何キャラかやってもらうにしても限度があります。

・キャラデザ

エロシーンがせいぜい3回あればいい程度のキャラをわざわざ作らないといけないわけです。適当なデザインにするとエロくないですから、女主人公で一本作れるレベルのキャラを作らないといけません。

・グラフィック

一番の大問題ですね。一番ポピュラーなジャンルであるRPGなら少なくとも立ち絵とキャラチップは作らないといけません。エロCGも毎回毎回違うキャラを描かないといけないため、慣れが来ません。

・ストーリー

RPGを前提に考えると、最低限ゲームの体裁を保つには

起承転結がある程度しっかりしたストーリーが必要になるわけですが

男主人公だと結構難しいです。

アドベンチャーゲームで複数女とのプレイができるストーリーにしようとすると

ランスシリーズのようなある程度壮大な展開になりがちなんですね。

女主人公であれば受動的なストーリーで全然作れるのでハードルが下がります。

 

男主人公ものは総じて時間がかかります。

そして時間がかかるということは利益が落ちるということです。

 

逆に商業のエロゲは男主人公がほとんどだと思いますが、潤沢な予算と時間があるからでしょう。

 

今回の僕の作品は男主人公ものですが、半分後悔しています。

ただ、利益も大事ですが、エロさを追い求めてやっているエロ魔神だと僕は思っているので

止まりません。止めないでください。探さないでください。

ありがとうございました。