本当に市場原理で消費者は幸せになるのか？

こんばんわ、diskでぃす。

 

よく各々が利益を求めて競争をすると、結果的に質が高い者が生き残り、消費者が幸せになるんだ、という話をされる方がいます。

しかし、金のための競争が必ず品質向上を呼んで消費者のためになるかというと、そんなことはありません。

 

今のネットを見てみればわかります。

ゲームの攻略サイトを検索してみれば、企業のクソサイトしか出てこない。

ネット回線を調べてみれば、何の知識もないアフィリエイターの有象無象のクソ記事しか出てきません。

 

なぜこんなのが検索結果の上位に出てきているのかというと、企業の金の力を使ってSEO対策を行っているからです。

今のネットは品質のいい物が生き残っているわけではなくて、元々金を持っている者がその力を使って強引に他の物を破壊している状況なわけです。

 

利益と品質は確かに相関関係にあります。

しかし、それは要素の一つにしかなっていないんですね。

実際には品質よりも元々持ってる金を使ったマーケティング戦略の方が大きい割合を占めています。

 

これをエロ同人に置き換えてみると

ただ売れてコストカットできる要素を詰め込んで、絵は適当にトレースして持ってきて、ツクールでちょちょいと作ってひたすら売りまくる・・・

こんなのがのさばるわけです。

 

これで消費者が幸せになっているでしょうか？

いや、絶対になっていない！

 

この問題の根本にあるのは金がすべてという思想そのもので

まずそこを変えて、もっと高次元で芸術的な思考に上がっていくことが求められるのではないでしょうか。

 

ありがとうございました。