DiskのRPG開発日誌

現在開発中の同人エロゲの日誌を書きます

普通のゲームに比べたときのエロゲのゲームデザインのやりやすさ

無限にあるサブクエスト、つまらなさすぎるおつかい、てかこれ自動生成ミッションじゃん・・・普通のゲームであれば感じる煩わしさ

これは通常のゲームに対して、メインストーリークリアを主な目的としているプレイヤーが多いと見積もった開発陣のゲームデザインとの齟齬で生まれる出来事。

 

対してエロゲはどうか?エロゲを買ってクリアするのが目的だぜ!というプレイヤーは少ないのでは、というのが正直なところ。

じゃあ何のためにやるのかと言えば、そりゃ皆エロですよね

 

これはゲーム作りにとって強力な武器になります

通常のゲームではプレイヤーは何のためにプレイするのかわからないのに対し

、エロゲはほぼ全員エロに向かって猪突猛進してくれます。

おまけに性欲で漲っているので異常にモチベーションが高いです。

 

だから、ゲームデザインがエロゲは非常にやりやすいです

普通のゲームでは報酬を苦しい戦闘やストーリー、それから解放されるというカタルシスなどで与えていくわけですが

エロゲはエロだけで十分に戦えます

エロゲにエロ要素が薄くて批判されることはありますが、ゲーム性が薄くて批判されることはレビュー等を見ていても少ないです

 

苦しい戦闘!無駄に長い通路!その先にはエロ!

矛盾だらけのストーリー!ctrlを押しっぱなしにする作業!その先にはエロ!

 

そしてこれを前提に考えると、名作と呼ばれているエロゲが通常のゲームの性質を持ったエロゲであるということが見えてきます。

報酬にエロがあるとは限らないゲームですね。

そうなってくるとエロとゲームのバランスが大事になってきますが

そこまで来るとゲキムズという感じですよね。

 

なので今回、僕の初エロゲは「報酬系にエロを置く」というのを強く意識して制作しております。

失踪ダービー開幕も見えてくる頃ですが、なんとか走り抜けたい所存です。